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アンチブロッキング剤マスターバッチ

ブロッキングは、ロール形態で貯蔵した場合のフイルム自体が互着する性質を示す言葉です。
適切なアンチブロッキング剤の添加はブロッキングの解決策の一つです。
代表的なアンチブロッキング剤はシリカ、タルク、珪藻土のうちのいずれかであり、これらの共通の特徴は全て無機材料であるために、ポリマーとは不相溶な点であります。
また、微粒子のアクリルポリマーを架橋して使用するものもあります。
アンチブロッキング剤の機能は、滑らかなフイルムの表面に微視的な粗さを作り出すことです。
アンチブロッキング剤の必要量を十分な分散性を持って加えなければなりません。
無延伸フイルムでは500~3000ppmの範囲で使用されます。
弊社のMBとして下記のものを用意しています。

銘柄名 用途樹脂 標準添加量(PHR) 特長
TME172AB PE全般 1 汎用
TMB061 PE全般 2 高透明性
TME183AB PE全般 0.8 高ブロッキング性
TME215AB PE全般 1 高透明性

一般的には概略下記濃度でアンチブロッキング効果が得られます。
LLベースのインフレーションフイルムの場合
有機(PMMA) ゼオライト  シリカ(球状) シリカ(針状) タルク
2,000ppm    3,000ppm    2,000ppm    1,500ppm    1,000ppm

更にアンチブロッキング効果を出したいときは増量することになりますが、増量するとヘイズが悪化します。
ヘイズとの関係はおおむね下記のようになります。PMMAはヘイズ悪化対策品として高効果があります。
しかしながら、樹脂の種類や加工方法により異なりますので予め、テストをしてから使用することをお勧めします。

―参考―

PMMAとシリカ(球状)のヘイズ差



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